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【視聴率10.9%】第1話ドラマ「下克上受験」 面白い? つまらない? 私の感想&原作レビュー

 

2017年1月13日にスタートしたTBS金曜ドラマ「下克上受験」の感想です!

このドラマ、中卒夫婦の娘が塾にも行かず、父と2人、二人三脚で偏差値41から最難関中学を目指した実話です。この実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いたものです。

 

主人公の中卒不動産営業マン・桜井信一役に阿部サダヲさん、その妻・香夏子役に深田恭子さん、偏差値41から最難関中学を受験することになった娘・佳織役に山田美紅羽さん。

 

 

 

あらすじと感想 

 

 

家族仲良く、おなかいっぱい子どもに食べさせることが幸せだと暮らしてきた主人公信一。

しかし、仕事をする中で自分が中卒であることのデメリット、学歴があることによるメリットを感じていきます。

自分は営業マンとしてキャリアも積んでいる、日々頑張っている。でも人生は途中からどんなに頑張っても、もう行けない世界があと気がついた信一。

 

 見えない天井があるんだよ。
頑張って頑張って階段上がっても、そこから上に行けないんだ。

そこから上にもっと素敵な人生があるって分かってんのにさ。
それ見えてんのにさ、そこには行けないんだよ。
そして俺がその見えない天井の下でジタバタしてる間に、みんな どんどん俺を追い越していくんだ。
どこか別の入り口があるんだよ。
それは人生のもっと早い時期に選ばなきゃいけないんだ。
俺はそれ、通り過ぎちまったんだ。

今さら後にはもどれねえんだよ。でも佳織はまだ間に合う。今から頑張ればまだ間に合うから。

 

世の中、人生、学歴じゃないと言うけれど、本当にそうでしょうか?

学歴がなくても大成功し富も名声も手にしている人がいるのは確かだけれど、

一般的に今の日本では新卒初任給は最終学歴で違ってくるし、学歴のせいでなれない職業も沢山存在します。

  

多くの親は自分の子どもには、そんな天井を感じることなく人生を謳歌してほしい、なりたい職業についてほしい、他に変わりがいないと思われる人になってほしいと願うものだと思います。

 

その親の気持ちがよく伝わってくる第一話でした。

 

登場人物のキャラがちょっと抜けている部分があったり、ポジティブだったりで、明るく前向きな気持ちで見られるのも良いです。深キョン演じる妻・香夏子のへんてこでかわいいエプロンや夫婦のおもしろTシャツにも個人的に今後楽しみです。

 

 

 

かわいい♡

 

 

どんな形でこれから親子で偏差値72の最難関中学を目指していくのかが見どころになるでしょう!

 

でも…私はこのドラマ、来週も必ず見たい!早く続きが見たい!とは思えませんでした。

(ごめんなさい)

 

なぜなら…

 

原作の方が面白かったから…!

 

えっ!
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実は去年このドラマのCMをたまたま見たんです。そして“下剋上受験”という言葉のインパクトに惹かれ、原作を購入しました。

結果、夫婦で争うように読むほどおもしろかったんです!!!

 

絶対に今までの代々中卒の家系を変えるんだという殺気だったものが文章のところどころでヒシヒシと伝わってきて心に響きました。

 

 

どんな人におすすめ? 

 

まだ小さい子どもを育てている方中学受験になんて興味ないという方、中学受験に興味がある方、なんとなく育児に不安を感じながら日々過ごしている方等々、全員におすすめしたいです!

 

なぜならこの本は受験のテクニックが学べる本ではありません!

 この本は、

親としての子どもに対する心構えが学べるのです!!!

 

私は親は子供の道しるべであり、完全なサポート役であること。

そしてどんなときも子どもを信じてあげること、認めてあげることをこの本から学びました。 

 

このお父さん、子どもの受験する・合格したいという意思のためそれまでのタバコ、酒、人との付き合いも一切止め、毎日仕事から帰ったあと子どもに勉強を教え、睡眠時間を削り予習をし、準備をします。

どうすれば早く解けるようになるか、どうすればちゃんと理解できるようになるのか真剣に考えます。精神を病んで薬を飲むようになってもそれらを止めません。そんなことやれと言われてやれる親が何人いるでしょうか?

 

そして子どもの可能性を信じ続けます。

 

娘さんは残念ながら第一志望には落ちてしまうのですが、それでも偏差値70の中学に入学し夢のため日々邁進しているそうです。

娘さんはこの経験が一生の財産になったのではないかと私は思っています。

 

努力すれば壁をぶち破れること、知ることは楽しいこと、そして親はいつでも自分の味方であることを肌で実感したのではないでしょうか?

今後どんな壁がやってきても乗り越えられるのではないかと思いました。 

 

かくいう私も小学6年生の時にいきなり中学受験をしろと親に言われ受けた口です。(落ちたけど。)

偏差値がそこまで高くない私立でしたが、小学校で習っている内容とは違う難しいもので、全然分からなかったことを覚えています。今でも親は「学校の成績が良かったから、塾さえ行かせておけば受かると思った。」と、言いますが正直全然ついていけなかったです。

親に怒られたくなくて、悲しませたくなくて「分からない。」と言えなかったし、そんなこと話す機会もあったかどうか。

 

あのときもっと熱心にこのお父さんのように見てくれていたら人生が少し変わっていたかもしれません。

 

 

 

最後に…

 

夫と私の子育て共通意識として、子どもはどれだけ親が真剣に関わってあげたかが大事だと思っていますし、

勉強はちゃんと根本から理解し、わかった!があれば楽しいものだと思っています。

それをより具体的に示してくれた本だと思いました。

みなさんも呼んでいる育児本の合間や、育児の息抜きに読んでみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにこの最難関中学の入試問題、東大卒の方でも解けないかもしれないと言わしめるものだとか…。恐るべし!

 

 

 

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